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BPF260M-0070C04N349

BPF260M-0070C04N349BPF260M-0070C04N349
  • BPF260M-0070C04N349
  • BPF260M-0070C04N349
製品タイプ BPF
形状 バンドパスフィルター
特性インピーダンス 50Ω
商品説明

衛星通信装置・マイクロ波中継装置・携帯電話基地局など高周波伝送路における装置や周辺機器用として高い信頼性が求められる分野で幅広く使用されています。

商品特長

 項目  仕様値
 周波数範囲 260~280MHzの指定通過周波数Fo±1.5MHz
 挿入損失 <1.0dB
 減衰量 Fo±8.0MHzにて>60dB
 VSWR <1.3
※意匠、仕様等については、予告なく変更することがあります。

BPF260M-0070C04N349
高周波豆知識

 限られた電波の中で、自身の発射する周波数成分や、その高調波を含むスプリアス成分などが他の電波へ影響をなくすために、フィルタは欠かせないもとのなっています。
ここでは、フィルタの種類と高周波回路で使用される事例について説明します。

バンドパスフィルタ(BPF)
 使用する周波数成分のみを通過させるフィルタです。LPFやHPFに比べて、BPFの帯域幅が狭い場合は、近傍周波数での減衰が取れやすくなっています。LPFのように自身から発生する高調波を除去する目的にも使用しますが、外部からの妨害電波の回り込みを防ぐ用途もあるため、受信装置の入力段などによく使用されています。

【フィルタの構造】
 フィルタも基本回路としては集中定数となりますが、高周波では、寄生成分の影響があるため、その影響を少なくするために、以下に示すような多様な方式が取られています。
(1)BPEのLC共振器を分布定数の同軸構造に置き換える。
(2)共振器間の結合コンデンサは、共振器間の距離によるC結合、または誘電結合などに置き換える。
(3)LPFやHPFのLCをマイクロストリップラインのパターンで形成する。
(4)内部共振器の周波数や結合度を調整するために、金属シールドケースにネジを入れ調整する。
フィルタについては、非常に範囲が広く奥深いため、詳細については参考書を参照して下さい。

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