商品説明
トンネルで使用される4周波数帯、すべてに対応しています。
また、各周波数帯の個別指定周波数の干渉対策用フィルタも作成可能です、ご相談ください。
トンネルで使用される4周波数帯、すべてに対応しています。
また、各周波数帯の個別指定周波数の干渉対策用フィルタも作成可能です、ご相談ください。
項目 | 仕様 |
仕様周波数 | F1=76MHz~90MHz F2=140MHz~170MHz F3=250MHz~275MHz F4=330MHz~470MHz |
挿入損失 | ANT(LCX)→F1,F2,F3,F4にて各2.0dB以下 |
VSWR | 各端子にて1.5以下 |
減衰量 | 各端子間にて50dB以上 |
入出力インピーダンス | 公称50Ω、不平衡 |
許容通過電力 | 連続20W |
入出力コネクタ | N-J型 |
使用温度範囲 | -10℃~+50℃(相対湿度20%~90%) |
限られた電波の中で、自身の発射する周波数成分や、その高調波を含むスプリアス成分などが他の電波へ影響をなくすために、フィルタは欠かせないもとのなっています。
ここでは、フィルタの種類と高周波回路で使用される事例について説明します。
共用器(DUPLEXER,TRIPLEXER,MULITIPLEXER)
BPFやBEFを組み合わせて周波数を分ける機能を持ちます。次のように用途によって呼び方が異なったりします。
・送信機、受信機を1本アンテナに接続する場合→空中線共用器、アンテナ共用器、共用器、DUPなど
・1本アンテナから複数の受信装置に接続する場合→共用器、分波器など
・複数の送信装置を1本アンテナに接続する場合→共用器、出力共用器、合成器(分配合成器との混同に注意)
【フィルタの構造】
フィルタも基本回路としては集中定数となりますが、高周波では、寄生成分の影響があるため、その影響を少なくするために、以下に示すような多様な方式が取られています。
(1)BPEのLC共振器を分布定数の同軸構造に置き換える。
(2)共振器間の結合コンデンサは、共振器間の距離によるC結合、または誘電結合などに置き換える。
(3)LPFやHPFのLCをマイクロストリップラインのパターンで形成する。
(4)内部共振器の周波数や結合度を調整するために、金属シールドケースにネジを入れ調整する。
フィルタについては、非常に範囲が広く奥深いため、詳細については参考書を参照して下さい。